コルビュジエの代表作である「ロンシャンの礼拝堂」(ル・コルビュジエ、1955)を見に世界中から建築関係者がやってくる場所。周囲には本当に何も無い。
Left Paris in the early morning to Ronchamp in 5 hours.
There is Corbusier's important work "Chapel of Notre Dame du Haut" (Le Corbusier, 1955) and many people all over the world came.
Really nothing around.
07:42 Paris Est > 11:52 Belfolt, 12:35 Belfolt > 12:55 Ronchamp
中学生の頃から幾度となく本や雑誌で目にして来た建物が目の前に。
全く異なるデザインの施された4面のファサード。
コルビュジエはこの敷地を大変気に入り、周辺環境と響きあう様な「音響的形態」と呼ばれるデザインを行なった。
「サヴォア邸」(1931)などで用いられた「建築的プロムナード」、視線の連続する運動として建築を捉える、が、建物内で完結しているのではなくて建物と周辺環境との間につくられている様に感じる。
建物の周りを歩くと異なるファサード、景色が展開する。いつまでもぐるぐるとまわり続けてしまいそうになる。
内部は想像していたものより大分小さかった。
外観では多いかぶさる様な存在感をもっている屋根も、100ミリ程度のスリットを壁との間に空ける事で軽やかな印象を与えている。
礼拝堂の足下に傾斜地へ埋め込まれる様にしてひっそりと建てられている「新修道院」(レンゾ・ピアノ、2011)
インテリアに用いられたオレンジや黄色の塗装はここから見える夕焼けの色で、建物に使ってくれるようシスター達がピアノに頼んだものらしい。
スイッチの様な細部に至るまでデザインされている。
以前訪れた日本人が置いていったと言うこけし。
駅へ向かう途中で見つけた可愛い郵便ポスト。
パリへは戻らず、次の目的地リヨンへ向かう。
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ビール日記206 Grimbergen (○)
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